さくらんぼと言うと山形県が有名ですが、ここ湯沢市でもさくらんぼの栽培が行われています。昭和20年代から栽培され、当初は「黄玉」、「日の出」などの品種でしたが、やがて甘くて味の良い「佐藤錦」、「ナポレオン」へと転換され、栽培開始から50年が経過し、面積は40haと秋田県一となっています。
さくらんぼの栽培が拡大し品質が良い理由として、地域の気候、土壌、及び地理的条件が合っていたからだと言われています。この地域は、東西を奥羽山脈系栗駒山麓と出羽丘陵にはさまれた盆地の中にあり、山の西側斜面の扇状地の連なりの上に位置しています。そのため、水はけが良く、また樹園地が西側斜面に位置していることで遅霜の被害が少ないといったことから、さくらんぼや他の果樹の栽培に適しているようです。
神田で開催時には瞬く間に完売します。
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